ASTROMANTIC

2004年6月13日 音楽
m-floが様々なアーティストと共演した3rdアルバム

リサが脱退し外部の仕事を中心に活動していたが、このたび満を持して発表された作品。様々なアーティストをフィーチャリングしていて、話題性はかなりのものだったと思われる。実際のところ、結構売れたらしく、このアーティストへの認知度も高まったようだ

ただ、この作品は疲れる。それが楽曲の濃さのせいなのかどうか分からないが、シングルで切られている各々の曲の自己主張の強さによって緩急がなくなってしまっているようだ。例えばベストアルバムや近作のm-flo insideを聴いても、やはりバラードというかスローな曲はアップテンポな曲を引き立たせるためにも必要だと思う。今回のアルバムは曲選も良くて、本当にバランス良くいろんなジャンルの アーティストをフィーチャリングしてるとは思うんだが

山本領平×メロディではドラムンベース、ドラゴンアッシュは変則的なハウス、DOUBLEはJAZZを歌い上げ、野宮真貴&CKBがサンバ、そしてその隙間を縫うように英語と日本語の同時通訳的なMCが入る。BoAやCrystal Keyは、個人的にm-floらしさが良く出た楽曲だと思う。坂本龍一の参加した曲は多少好みが分かれるが個人的にはダフトパンクみたいな声のエフェクトはいただけなかった。曲自体は教授っぽさが出てると思う

今回のアルバムは以前からm-floを聴いていた層だと逆にフィルターがかかってしまいそうな気がする。何の予備知識もなく単に良さそうだから買うといった層のほうが楽しめると思う

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