TBSで放送されたクドカン脚本の青春ドラマ
宮藤官九郎はこの作品を作るに当たってこう言っていた
「IWGP後半のカラーギャングの抗争という展開はあまりピンとこなかったが堤監督が熱かったのでああいう展開にした。本当はあのドラマの8話みたいな話しをもっと描きたかった。その思いがあったのでこの木更津キャッツアイを製作した」
因みにIWGPの8話というのは、マサという登場人物がエンコウした女子高生から子供ができたといわれ70万を4,5日で作らないといけなくなり、カラーギャングを含む主人公回りの人物たちがあれこれ工夫をして(ホストをしたり似顔絵を書いて売ったり賞金つきのカラオケ大会に出たり)仲間のために奔走するというもので、この回は暴力表現もなく皆でわいわいやってるだけの回だった
ということでこの木更津キャッツアイは面白い
よさは色々あるが、やはり会話というか間の取りかたというか・・・そういうものが当時は新鮮だったし、今見ても笑える。物語の基本的な部分を日常レベルに落としこんであるので妙な普遍性があり話が風化しないように現時点では見える。なんにせよこの作品は登場人物が皆魅力的だし、何故か作品通して楽しげなので頭を空っぽにしてみるには最適だ。ただ、それゆえに主人公が余命いくばくもないところが効いてくるというか
映画は最悪だったがTV版はまだまだ面白く観る事ができると思います
演劇、映画、テレビをまたにかけて活躍する宮藤官九郎が脚本を書き下ろした、破天荒なのにたまらなくリリカルな青春群像劇。元高校球児のぶっさん(岡田准一)は、末期がんで余命半年の宣告を受ける。残された人生を悔いなく生きるために一大決心したぶっさんは、地元の野球チームのメンバーたちと怪盗団「キャッツアイ」を結成し、夜な夜な世のため人のため、木更津の街に繰り出すのだった…。
ぶっさんの命のタイムリミットという伏線が、暴走的な空騒ぎやハイパーな血なまぐさい抗争までもひたすら叙情的に映す。死について語りながら、みじんの暗さも感じさせない爽快感はこのドラマ最大の魅力。時間の巻き戻しや早送りを効果的に使ったストーリーテリングにも、計算されつくされたうまさが光る
宮藤官九郎はこの作品を作るに当たってこう言っていた
「IWGP後半のカラーギャングの抗争という展開はあまりピンとこなかったが堤監督が熱かったのでああいう展開にした。本当はあのドラマの8話みたいな話しをもっと描きたかった。その思いがあったのでこの木更津キャッツアイを製作した」
因みにIWGPの8話というのは、マサという登場人物がエンコウした女子高生から子供ができたといわれ70万を4,5日で作らないといけなくなり、カラーギャングを含む主人公回りの人物たちがあれこれ工夫をして(ホストをしたり似顔絵を書いて売ったり賞金つきのカラオケ大会に出たり)仲間のために奔走するというもので、この回は暴力表現もなく皆でわいわいやってるだけの回だった
ということでこの木更津キャッツアイは面白い
よさは色々あるが、やはり会話というか間の取りかたというか・・・そういうものが当時は新鮮だったし、今見ても笑える。物語の基本的な部分を日常レベルに落としこんであるので妙な普遍性があり話が風化しないように現時点では見える。なんにせよこの作品は登場人物が皆魅力的だし、何故か作品通して楽しげなので頭を空っぽにしてみるには最適だ。ただ、それゆえに主人公が余命いくばくもないところが効いてくるというか
映画は最悪だったがTV版はまだまだ面白く観る事ができると思います
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