作家、村上龍が描く「69」の主人公のその後
この作品は基本的に主人公たちがものを食べながら仕事の愚痴を言ったり聞いたりするというだけの話なんだが、これがなかなか面白い。話しの主軸となる各国の大道芸人達のキャラも立っているし、村上龍の描写の巧みさが浮き彫りになっている。続編モノということで前作のノリを持ち込んでいる部分もあり。まぁ、主人公は中年にさしかかっているし、小説家になっているということでいやがおうにも村上龍を連想させるので少し萎えてしまうんだが
高校時代の後輩ナカムラへの義理で長崎での講演を引き受けた小説家ケン。ナカムラがまかされた長崎オランダ村ワールド・ミュージック・フェスティバルの騒動顛末を聞いて、ケンの想像力は突然、爆発するのだった。世界とは何か、文明とは何かを真摯に追求する、書き下ろし長編小説
この作品は基本的に主人公たちがものを食べながら仕事の愚痴を言ったり聞いたりするというだけの話なんだが、これがなかなか面白い。話しの主軸となる各国の大道芸人達のキャラも立っているし、村上龍の描写の巧みさが浮き彫りになっている。続編モノということで前作のノリを持ち込んでいる部分もあり。まぁ、主人公は中年にさしかかっているし、小説家になっているということでいやがおうにも村上龍を連想させるので少し萎えてしまうんだが
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