ザ・サイドワインダー
2004年7月10日 音楽
ジャズアーティスト、リー・モーガンの作品
ブルーノートが65周年記念ということで、膨大なラインナップの中から100枚選んで低価格、高音質で発売するというキャンペーンを現在行っていて、この作品はその中の1枚ということで購入した。個人的にはジャズは良く分からないものの興味があり、よい機会だということで他にも何枚か購入予定
やはり、このアルバム抜きにはリー・モーガンは語れないだろう。64年にビルボードのアルバム・チャートで、最高25位にランクされた作品である。タイトル曲は、同シングル・チャートで最高81位にランクされた。「25位と81位じゃ大したことない」と思う人もいるだろうが、それは実情を知らないのだ。今も昔も、ジャズがチャート入りすれば、それ自体が事件なのである。タイトル曲は、TVの悪漢キャラクターをヒントに書いた、リー・モーガンのオリジナル・ブルース。ただし伝統的なものとは趣が違っていて、8ビートで演奏する歯切れのいいブルースである。これがウケた。その後ジャズのリズムはどんどん複雑になっていくが、当時としては4ビートでなく8ビートでの演奏は斬新だった。そこで従来のものと区別するために、この種のジャズはジャズ・ロックと呼ばれるようになった。ジョー・ヘンダーソンとの2管クインテットによるごきげんな演奏。リー・モーガンの最高傑作ではないかもしれないが、間違いなく最も売れたアルバムである
ブルーノートが65周年記念ということで、膨大なラインナップの中から100枚選んで低価格、高音質で発売するというキャンペーンを現在行っていて、この作品はその中の1枚ということで購入した。個人的にはジャズは良く分からないものの興味があり、よい機会だということで他にも何枚か購入予定
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