スリーアウトチェンジ
2004年7月14日 音楽
スーパーカーは現在も活動しているが、このアルバム以降エレクトロニカ路線にどんどん傾倒して行って今では別物のバンドになってる感があるので、この作品から入ったリスナーとしてはやはりこのアルバムが最も好きといわざるを得ない。このアルバムの音楽性はギターポップというのが妥当だろう。ライドやマイブラッディバレンタインあたりのシューゲイザー、オアシスあたりの影響も聴き取れる。因みにシューゲイザーというのはギターが轟音でなっていて楽曲とヴォーカルに妙な浮遊感があるような音楽のジャンルのことです。
この作品では歌詞もこなれていない、妙に子供っぽい部分があるし、楽曲も現在の作品と比べたらカタルシスを感じる作りになっていて、当時のシーンの温度を体現している。初期の代表曲「クリーム・ソーダ」やフルカワミキがヴォーカルをとる「ドライヴ」、男女のツインヴォーカルという当時目新しかったヴォーカルスタイルの「ラッキー」など聴き所は多い
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