One piece (空島編 24〜32)
2004年8月4日 漫画
漫画家、尾田栄一郎の海賊を扱った作品
今回は“空島編”と呼ばれる24〜32巻に絞って話すことにする。空島と呼ばれる、雲が海原の代わりに広がっているという特殊な環境で、さらに浮世離れした世界観の中主人公たちは冒険をすることになる。秘境にいつものメンバーがいることの面白さを楽しむという感じだろうか。基本的に戦闘シーンが多く、人数が多い割には短時間で決着がつくので読みやすい。アラバスタ編で登場した考古学者ニコ・ロビンが仲間に加わり、重要な役割を果たすことになる。
この章の主軸は“黄金探し”ということになる。皆から嘘つき呼ばわりされながらも黄金を探している男の汚名を返上してやるためだ。しかし、舞台となる島では君臨している主の野望と周辺の人々の事情や思惑というものがあり、その意識の差異が埋められることは最後に至るまで無い。主人公たちが成り行きで対峙してしまう相手を倒すことによって島に平和が訪れるという構図だ。主人公たちは火の粉を払う延長線上で平和をもたらすため、個人的には主人公たちは平和をもたらすために利用されたようにも見える。また、神の強大さや残酷さをあれほど描いた割りに、“ある理由”で主人公に太刀打ちできないというのもかなり萎えた。後、ドラゴンボール方式というか、手の打ちようがない展開になるまで主人公が活躍できないという展開も、必然性が弱いので今ひとつ乗り切れなかった。
個人的には少々ものたりない“空島編”だが、新しく入った仲間であるチョッパーやニコ・ロビンの活躍を見る事ができるので、今現在の“麦わらの一味”のチームワークを堪能したい方は是非
空に浮かぶ島の存在を知り、舵を取る“麦わらの一味”。空へ噴出す巨大な海流に乗り空に浮かぶ島「スカイピア」へ向かう。そこでは“神”と呼ばれる独裁者による恐怖政治が行われていた。その地に黄金が隠されているということをつきとめるものの、違法入国者として狙われることになる主人公たち。神の住む地を取り戻そうとするゲリラ、神に仕える神官たち、そして神エネルの野望が交錯する中、黄金を探す“麦わらの一味”は彼らの争いにまたしても巻き込まれてしまい・・・
今回は“空島編”と呼ばれる24〜32巻に絞って話すことにする。空島と呼ばれる、雲が海原の代わりに広がっているという特殊な環境で、さらに浮世離れした世界観の中主人公たちは冒険をすることになる。秘境にいつものメンバーがいることの面白さを楽しむという感じだろうか。基本的に戦闘シーンが多く、人数が多い割には短時間で決着がつくので読みやすい。アラバスタ編で登場した考古学者ニコ・ロビンが仲間に加わり、重要な役割を果たすことになる。
この章の主軸は“黄金探し”ということになる。皆から嘘つき呼ばわりされながらも黄金を探している男の汚名を返上してやるためだ。しかし、舞台となる島では君臨している主の野望と周辺の人々の事情や思惑というものがあり、その意識の差異が埋められることは最後に至るまで無い。主人公たちが成り行きで対峙してしまう相手を倒すことによって島に平和が訪れるという構図だ。主人公たちは火の粉を払う延長線上で平和をもたらすため、個人的には主人公たちは平和をもたらすために利用されたようにも見える。また、神の強大さや残酷さをあれほど描いた割りに、“ある理由”で主人公に太刀打ちできないというのもかなり萎えた。後、ドラゴンボール方式というか、手の打ちようがない展開になるまで主人公が活躍できないという展開も、必然性が弱いので今ひとつ乗り切れなかった。
個人的には少々ものたりない“空島編”だが、新しく入った仲間であるチョッパーやニコ・ロビンの活躍を見る事ができるので、今現在の“麦わらの一味”のチームワークを堪能したい方は是非
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