昨年末解散したCymbalsのラストアルバム
この作品は個人的に唯一リアルタイムで聴けたアルバムだった。ファンになった半年後にあっさりと解散してしまい、リアクションの取りようがなかった事を覚えている。このアルバムで入り、さかのぼって色々聴いてみたが、比較するとこの作品は非常に温かみがあるという印象を受けた。もともとのイメージは歌詞がひねくれていて音はポップということらしいが、このアルバムでは他の作品には無い落ち着き、穏やかさ、直球のやさしさがある。楽曲のクオリティは相変わらず高く即効性があり非常に良い。
このアーティストは過小評価されすぎだと思うんだがなぁ・・・
沖井礼二本人も言う通りこれはCymbalsの愛のAlbumだと言える作品。ただ、このAlbumに描かれている愛は決して一つの形を示しているわけではなく、「Love Thing」のように純粋な恋心を歌っていたり、「アメリカの女王」のような"愛の無さ"を憂うう歌であったりとCymbalsの想う愛は様々な意味で深い。曲としては「E.G.G.」や「怒れる小さな茶色い犬」に昔のCymbalsの面影が見えたりするが、今までのCymbalsのイメージとは全く違う「時間を名乗る天使」にはやられてしまった。また、インディーズの2ndアルバム「Missile & Chocolate」からDVD「Visualized!」も含めて続いていた、ファンにはたまらない(?)ケース裏の"隠し写真"も前作の「sine」ではなかったが、今回のAlbumでは復活している。こちらも見どころ。とにかく1曲目から12曲目までの約50分、Cymbalsの愛をじっくり聴ける一枚
この作品は個人的に唯一リアルタイムで聴けたアルバムだった。ファンになった半年後にあっさりと解散してしまい、リアクションの取りようがなかった事を覚えている。このアルバムで入り、さかのぼって色々聴いてみたが、比較するとこの作品は非常に温かみがあるという印象を受けた。もともとのイメージは歌詞がひねくれていて音はポップということらしいが、このアルバムでは他の作品には無い落ち着き、穏やかさ、直球のやさしさがある。楽曲のクオリティは相変わらず高く即効性があり非常に良い。
このアーティストは過小評価されすぎだと思うんだがなぁ・・・
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