群青日和

2004年8月9日 音楽
椎名林檎が組んだバンド、東京事変の新譜

太鼓:刃田綴色(ハタ トシキ)、鍵盤:H是都M(エイチ ゼット エム)、声弦:椎名林檎(シーナリンゴ)、四弦:亀田誠治(カメダセ−ヂ)、六弦:晝海幹音(ヒラマミキオ)からなる 「東京事変」 のデビューシングル

表題曲は、強いて言うなら「病床パブリック」に似ていて疾走感がありポップだ。声が金属っぽいが、CDで聴くとメディア等で流れている感触と違い、カタルシスを与える絶妙のバランスになっている。因みにPVでは黒の体にフィットした服で肌の露出が多い。汗ばんだ肌にエロを感じろ!といわんばかりで少々萎えた。PVは「群青日和」と「その淑女ふしだらにつき」が一続きになっていて、群青日和を歌い終わった後すぐに次の曲を演奏するという構成になっている。というわけで「その淑女ふしだらにつき」も聴いたが、こちらは英詞のジャズになっている。つまり、ソロ時代からの音楽性は一応踏襲しているといえる。まぁ、ネーミングセンスにもそれは反映しているわけだが・・・

ただ、林檎時代にあったある種のキテル感や威圧感、暗さは無くなっていた。それは良いことだと思う。作為的なところをすべて捨てる必要はないと思うが、本人が楽しんでやっている(というポーズでも可)ほうがリスナーとしては気楽だ

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