EXODUS

2004年8月10日 音楽
Utadaの全米デビューアルバム

オルタナティブ、ポップ、ダンス、ファンク・グルーヴがミックスし、ウィットに富んだリリックと、緻密に構成されたメロディが、このアルバムには注ぎ込まれている。初のリミックス・シングル「Devil Inside」はアジアン・フレーバー溢れるビートのダンストラック。そして、明るくポップなメロディを持つ「Easy Breezy」はアルバムからの最初のリード・シングルとなる。このアルバムのゲスト参加は、マーズ・ヴォルタのジョン・セオドアが「Kremlin Dusk」に参加、プロデューサーのティンバランドは 「EXODUS ’04」、「Wonder ’Bout」、「Let Me Give You My Love」の各曲をプロデュース

とりあえず全体的なレビューは発売後に改めてするとして、「Devil Inside」と「Easy Breezy」を聞いた印象だけを語っておきたい。2曲+リミックスを試聴してみたが、あれほどマーケティングした上での音になっているのならそりゃ受けるだろうというような印象だ。何か骨格から変えたような音作りをしている。宇多田ヒカルが歌う必然性はあまりないと言えばいいんだろうか。まぁ、必然性がないといってもそれは日本で活動した上で築いたイメージや、声質と歌謡曲を取り入れたサウンドメイキングをもとに言ってるわけで、向こうでは宇多田ヒカル名義は一部でしか流通していないだろうし、そこを突っ込むのは意味がないかもしれない。しかし、この2曲を聴くと3rdアルバムの音楽性からの変化にしては、あまりにも別物という感じがする。日本での作品のようにメロディを情感を込めて歌い上げるようなことはない。それが彼女の声質とあいまってメインとなる魅力だと思っていたんだが

この2曲は簡単に言うと、洋楽のインストアルバムにUtadaがフィーチャリングされているような雰囲気だ。音作りをした人間の表情が出すぎていて、個人的には今ひとつ乗り切れないところだ。まぁ、2曲でアーティストの方向性を批判するのはどうかと思うし、決してクオリティが低いわけではない。なんにせよ発売を心待ちにしているところ

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