NHKで放送中の宇宙をテーマにしたアニメ
この作品は3話を収録している。Phase12「ささやかなる願いを」とPhase13「ロケットのある風景」は漫画にもあったエピソード、つまり原作付きで、Phase14「ターニング・ポイント」のみアニメオリジナルのストーリーになっている。14話は主人公のハチマキとヒロインの田辺の恋愛をメインに据えている。原作では仕事仲間として信頼を築き、特にこれといった描写も無くいきなり結婚するが、アニメではそこに至るまでの恋愛模様にフォーカスして描いている。ただ、このアニメは原作つきのエピソードとアニメオリジナルのエピソードの世界観の強度というかクオリティの差が激しいので連続して観ると少々萎えてしまう。しかし、原作をアニメとして再構築する手腕は見事としか言いようが無く、そういった足し算引き算をしていくと評価が微妙になってしまう。とりあえず一ヶ月ごとにDVDがリリースされているので、地味にそれを追いつつ地上波の放送をチェックしていこうと思う
2002年の星雲賞を受賞した幸村誠のコミックを原作にしたTVアニメシリーズ。時は2075年、宇宙旅行が一般的になった時代、宇宙に漂うゴミ“デブリ”が大きな問題となっていた。職業宇宙飛行士としてテクノーラ社に勤務し、デブリを回収する仕事をしている主人公、星野八郎太(通称ハチマキ)と、新人タナベをはじめとする同僚たちが、宇宙で活躍するSF作品だ。普遍性と独自性のバランスが絶妙な物語世界と、精密な考証によってもたらされるリアリティが、広大な宇宙へのロマンをかきたてる。同時に、大企業の日陰部署を舞台にした“職場モノ”でもあり、「会社員として、プロフェッショナルとして現実と折り合いをつけながら生きるということ」というテーマにも踏み込んだ点で、従来の“宇宙モノ”とは一線を画す、ユニークかつ志を感じる一作となっている
この作品は3話を収録している。Phase12「ささやかなる願いを」とPhase13「ロケットのある風景」は漫画にもあったエピソード、つまり原作付きで、Phase14「ターニング・ポイント」のみアニメオリジナルのストーリーになっている。14話は主人公のハチマキとヒロインの田辺の恋愛をメインに据えている。原作では仕事仲間として信頼を築き、特にこれといった描写も無くいきなり結婚するが、アニメではそこに至るまでの恋愛模様にフォーカスして描いている。ただ、このアニメは原作つきのエピソードとアニメオリジナルのエピソードの世界観の強度というかクオリティの差が激しいので連続して観ると少々萎えてしまう。しかし、原作をアニメとして再構築する手腕は見事としか言いようが無く、そういった足し算引き算をしていくと評価が微妙になってしまう。とりあえず一ヶ月ごとにDVDがリリースされているので、地味にそれを追いつつ地上波の放送をチェックしていこうと思う
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