修羅の刻 愛蔵版 宮本武蔵編
2004年9月13日 漫画
漫画家、川原正敏の作品、「修羅の門」の外伝
この作品を読む時、元となる作品である「修羅の門」を知っていなければ面白さが半減してしまうと思う。「修羅の門」は、古くから伝わる素手で人を殺す為のみに研鑽された古流武術「陸奥園明流」の使い手である主人公が、現在の有名なスポーツ選手や格闘家をモデルにした登場人物と戦うというもの。K-1などが世に認知されたのを上手く取り入れ、格闘漫画としては珍しく“間”を重視した独特の演出で人気を博した作品だった。そしてこの作品では、その「陸奥園明流」の技が古来から伝わっていた、つまり各時代に使い手がいたという部分を膨らました作品になっている
各巻それぞれ異なった時代を舞台にしており、ようするに史実に「陸奥園明流」を絡めて別の物語を紡ぎだすというアイデアだ。今回は宮本武蔵を絡めている。ただ、念を押すようだが「修羅の門」をある程度読んでいないと、主人公に感情移入しにくいのではないかと思う。あくまでこの作品は“外伝”なので。ただ、独特の演出は好き嫌いが分かれるかもしれないが、なかなか味があって良いと思うし、各巻主人公が変わり、共通するのは陸奥という名前のみという設定はなかなか面白いと思う
「修羅の門」で活躍する陸奥九十九。彼が使う古武術「陸奥園明流」は常に時代の影に生き、それぞれの時代に生きたつわもの達と戦ってきた。各時代に活躍した陸奥の姿を描く人気シリーズ第一弾。陸奥に対するは、第一弾にふさわしく剣豪・宮本武蔵が登場!物語終盤で描かれる陸奥八雲と宮本武蔵との死闘は、まさに手に汗握る息詰まる攻防。史実や講談とはまったく違った、川原流の史実はきっとあなたをとりこにすることでしょう
この作品を読む時、元となる作品である「修羅の門」を知っていなければ面白さが半減してしまうと思う。「修羅の門」は、古くから伝わる素手で人を殺す為のみに研鑽された古流武術「陸奥園明流」の使い手である主人公が、現在の有名なスポーツ選手や格闘家をモデルにした登場人物と戦うというもの。K-1などが世に認知されたのを上手く取り入れ、格闘漫画としては珍しく“間”を重視した独特の演出で人気を博した作品だった。そしてこの作品では、その「陸奥園明流」の技が古来から伝わっていた、つまり各時代に使い手がいたという部分を膨らました作品になっている
各巻それぞれ異なった時代を舞台にしており、ようするに史実に「陸奥園明流」を絡めて別の物語を紡ぎだすというアイデアだ。今回は宮本武蔵を絡めている。ただ、念を押すようだが「修羅の門」をある程度読んでいないと、主人公に感情移入しにくいのではないかと思う。あくまでこの作品は“外伝”なので。ただ、独特の演出は好き嫌いが分かれるかもしれないが、なかなか味があって良いと思うし、各巻主人公が変わり、共通するのは陸奥という名前のみという設定はなかなか面白いと思う
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