VERY BEST ROLL
2004年9月18日 音楽
CHAGE&ASKAのベストアルバム
この作品は、初期のフォーク色の強い楽曲から、2人の声質を生かしていく方向に転換し地道に佳曲を量産していた時期を経て「SAY YES」からのメディアタイアップによる爆発的なヒット曲を量産した時期、現在のマイペースな曲作りの体制に入ってからの楽曲まで全時代を満遍なく網羅した、まさに“ベスト”アルバムになっている
このアーティストは去年ライジングサンロックフェスティバルという野外フェスでシークレットゲストとして登場したため、以前に比べると若年層への認知度は多少広がったと思われる。しかし、どうしてもシニアクラス向けのアーティストというイメージが抜けないし、実際彼らもそれで別に構わないというようなスタンスを取っているように見える。リリース時のメディアへの露出もそれほど無い様だ。確かにこのアーティストの魅力は卓越した表現力と繊細なメロディラインの楽曲だし、一度メディアを席巻したということもあり、あえて手に取るというようなことは少ないかもしれない。ただ、楽曲の質という点においてはかなり高いレベルだし、特に中期の作品には普遍的な良さというものがある。「WALK」や「太陽と埃の中で」などは秀逸だ
この作品は、「SAY YES」や「YAH YAH YAH」などの広く知られた曲も含まれているが、他の楽曲を聴くとその2大ヒットシングルの良さというのはあくまでも表現の一部ということが分かると思う。クオリティはあくまでも一貫しており、違うのは売り上げだけだというか。ただ、それはあくまでも中期に限った話で、具体的に言うとディスク1の「恋人はワイン色」からディスク2の「YAH YAH YAH」までだ。それ以前・以降は正直今一つと言わざるを得ない。個人的には嫌いではないんだが・・・
そういえば、MTVアンプラグドに出演した初めての日本人アーティストでもあったな。MTVJAPANが開局して仕切り直した為、初めての日本人アーティストは宇多田ヒカルという風に認知されるようになってしまったが・・・
お互いのソロ活動を経て、20周年を迎えた1999年の最後にリリ―スされた、まさに集大成的な2枚組ベスト・アルバム。女ごころとドラマティックな展開が印象的な、1979年のデビュー曲「ひとり咲き」、民族調のアレンジが彼ららしい「万里の河」、メガ・アーティストへ飛翔したスマッシュ・ヒット「SAY YES」や、C&A流のロックナンバーと言える「YAH YAH YAH」などはもちろん、アルバム所収のファンから要望の高い楽曲なども収録、シングル・ヒット集に止まらない内容。ジャパニーズ・フォーク的な地点に始まりどんどん広範囲なメロディとサウンドを自分たちのものにしてゆく過程、飛鳥涼のボーカルが艶とパワーを増す様を実感するのもオツ
この作品は、初期のフォーク色の強い楽曲から、2人の声質を生かしていく方向に転換し地道に佳曲を量産していた時期を経て「SAY YES」からのメディアタイアップによる爆発的なヒット曲を量産した時期、現在のマイペースな曲作りの体制に入ってからの楽曲まで全時代を満遍なく網羅した、まさに“ベスト”アルバムになっている
このアーティストは去年ライジングサンロックフェスティバルという野外フェスでシークレットゲストとして登場したため、以前に比べると若年層への認知度は多少広がったと思われる。しかし、どうしてもシニアクラス向けのアーティストというイメージが抜けないし、実際彼らもそれで別に構わないというようなスタンスを取っているように見える。リリース時のメディアへの露出もそれほど無い様だ。確かにこのアーティストの魅力は卓越した表現力と繊細なメロディラインの楽曲だし、一度メディアを席巻したということもあり、あえて手に取るというようなことは少ないかもしれない。ただ、楽曲の質という点においてはかなり高いレベルだし、特に中期の作品には普遍的な良さというものがある。「WALK」や「太陽と埃の中で」などは秀逸だ
この作品は、「SAY YES」や「YAH YAH YAH」などの広く知られた曲も含まれているが、他の楽曲を聴くとその2大ヒットシングルの良さというのはあくまでも表現の一部ということが分かると思う。クオリティはあくまでも一貫しており、違うのは売り上げだけだというか。ただ、それはあくまでも中期に限った話で、具体的に言うとディスク1の「恋人はワイン色」からディスク2の「YAH YAH YAH」までだ。それ以前・以降は正直今一つと言わざるを得ない。個人的には嫌いではないんだが・・・
そういえば、MTVアンプラグドに出演した初めての日本人アーティストでもあったな。MTVJAPANが開局して仕切り直した為、初めての日本人アーティストは宇多田ヒカルという風に認知されるようになってしまったが・・・
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