トゥー・ウィークス・ノーティス
2004年9月24日 映画
ヒュー・グラント、サンドラ・ブロック主演作品
まず、ヒュー・グラントは不動産王(つまり金持ち)だが、私生活と女性にだらしの無い男という役柄だ。彼は秘書に仕事の実務的なところを全て任せ、判断を仰がれたときのみ仕事として口を聞く。しかもそういう仕事のスタイルから行って秘書は能力で選ぶべきだが、女好きなのでいつもルックスで選び粉をかけるため、入れ替わりが激しい。そして、サンドラブロックは、良い大学を出ているが、自分の住む地域の公共施設の取り壊しに反対したりといったあまりキャリアを考えない真面目な元弁護士という役柄だ。それが、たまたまヒュー・グラントの目に止まり社長秘書ということになる
この作品の凄いところは、サンドラ・ブロックがプロデュースしていることもあり、徹底してサンドラ・ブロックに気持ちよく状況を設定し、話を転がすというところだ。フリーターが仕事のできる社長秘書になり、社長と対等なパートナーになり、多少恋愛じみた雰囲気にもって行き、会社で評価されるものの自分のしたいボランティアをするために辞め、最終的には金と理解者(恋人)と自分のやりたい仕事を手に入れるという・・・仕事の部分では元弁護士という設定だからまぁいいとしても、仕事中心に生きてきたから恋愛にも不器用的な表現なんかは観ていてさすがに切れそうになった。ヒュー・グラントの子供っぽい部分を包括する母性的なニュアンスも抜かりなく入れている
個人的には2時間呆然で、途中からは怒りを通り越してすがすがしくなった。最後は笑えて来た。ハリウッド・スターの押しの強さを垣間見た瞬間だったな。凄いです
NYの不動産王のジョージは、経営が悪化しつつある会社を建て直すため、熱血弁護士ルーシーを顧問にする。ところがジョージはしっかり者の彼女に頼りっぱなし。彼の子守に疲れた彼女は「2週間後にやめる」と宣言。ジョージは必死に引き止めようとする…。優柔不断で頼り無いけど、母性をくすぐる男というのはヒュー・グラントの十八番。映画ではサンドラ演じるルーシーにリードされるが、ユーモアのセンス、肩の力を抜いたフットワークの軽い演技は抜群で、芝居ではしっかりブロックをリードしている。また、サンドラもハマリ役。スキがない色気がない、けど人がよくて憎めないルーシーのキャラをしっかり際立たせた好演だ。監督&脚本はマーク・ローレンス。『デンジャラス・ビューティー』などの脚本を経て、本作で監督デビューを果たした
まず、ヒュー・グラントは不動産王(つまり金持ち)だが、私生活と女性にだらしの無い男という役柄だ。彼は秘書に仕事の実務的なところを全て任せ、判断を仰がれたときのみ仕事として口を聞く。しかもそういう仕事のスタイルから行って秘書は能力で選ぶべきだが、女好きなのでいつもルックスで選び粉をかけるため、入れ替わりが激しい。そして、サンドラブロックは、良い大学を出ているが、自分の住む地域の公共施設の取り壊しに反対したりといったあまりキャリアを考えない真面目な元弁護士という役柄だ。それが、たまたまヒュー・グラントの目に止まり社長秘書ということになる
この作品の凄いところは、サンドラ・ブロックがプロデュースしていることもあり、徹底してサンドラ・ブロックに気持ちよく状況を設定し、話を転がすというところだ。フリーターが仕事のできる社長秘書になり、社長と対等なパートナーになり、多少恋愛じみた雰囲気にもって行き、会社で評価されるものの自分のしたいボランティアをするために辞め、最終的には金と理解者(恋人)と自分のやりたい仕事を手に入れるという・・・仕事の部分では元弁護士という設定だからまぁいいとしても、仕事中心に生きてきたから恋愛にも不器用的な表現なんかは観ていてさすがに切れそうになった。ヒュー・グラントの子供っぽい部分を包括する母性的なニュアンスも抜かりなく入れている
個人的には2時間呆然で、途中からは怒りを通り越してすがすがしくなった。最後は笑えて来た。ハリウッド・スターの押しの強さを垣間見た瞬間だったな。凄いです
コメント