THE MEDALLION
2004年12月22日 映画
ジャッキー・チェン主演作品
この作品はジャッキー映画で最近取り入れられているSFXがメインとなる。スピルバーグ監督プロデュースの「タキシード」の類似作品と言える。ジャッキーが中盤から不死身という設定になり、超人的な力を持つという点でも同じだが、金のかかり方が違うというか、この作品はタキシードと比べると、アクションの大味さ、キレの無さ、敵役の魅力の無さ等が目立つ。ジャッキーが不死身になる前の肉体を使ったアクションシーンは安心して観られるが、CGを多用した演出のアクションシーンはジャッキー映画に求めるものではないと、どうしても思ってしまう。メダルであっさりとヒロインを生き返らせるという演出には引いてしまった
しかし、この作品ではジャッキーが“死”というめったに観られない演技を披露する。そしてヒロインが死んだ時のジャッキーの悲しみをかみ締めるような表情は年齢を重ねた今だからこそ出来る演技だろう。ジャッキーファンは必見
DVDの特典映像を観ると、未公開シーンがかなりあり、ヒロインが死なない展開になるというストーリーを変えるようなシーンもある。また、全体的にコメディタッチになりがちなシーンをカットしてあるように感じた。やはりジャッキーの死という演技があるからなのだろうか。ただ、全体的に以前の作品の模倣をしているように見え、気になった。それがジャッキー映画なんだと言われればそれまでのことなんだが
日本での人気はまだまだあるようだが、この調子だと・・・と思わせる作品。次作に期待
「巳年の5月に選ばれし少年が、聖なるメダリオンを合体させる…。」
その予言が記された聖典を発見した、密輸犯罪組織の首領、スネークヘッド(ジュリアン・サンズ)は、メダリオンのカギを握る少年、ジャイ(アレクサンダー・パオ)の誘拐を実行、アイルランドへ連れ去ってしまう。一方、スネークヘッドの行方を追っていた香港警察の刑事エディ(ジャッキー・チェン)は、インターポールのワトソン(リー・エヴァンス)、元恋人のニコル(クレア・フォラーニ)とチームを組んで決死の捜査を始める。スネークヘッドの部下がジャイを連れて埠頭に現れるという情報を掴んだエディは、彼を救い出すことに成功するが、2人を閉じこめたコンテナが水中に落下、ジャイの命を守るため、エディは自ら犠牲となってしまう。悲しみにくれる仲間たち…。だが、ジャイの持っていたメダリオンをエディにかざしたことで、彼の身体は光に包み込まれ、肉体はみるみるうちに甦っていく。不死身のパワーと共に…。
この作品はジャッキー映画で最近取り入れられているSFXがメインとなる。スピルバーグ監督プロデュースの「タキシード」の類似作品と言える。ジャッキーが中盤から不死身という設定になり、超人的な力を持つという点でも同じだが、金のかかり方が違うというか、この作品はタキシードと比べると、アクションの大味さ、キレの無さ、敵役の魅力の無さ等が目立つ。ジャッキーが不死身になる前の肉体を使ったアクションシーンは安心して観られるが、CGを多用した演出のアクションシーンはジャッキー映画に求めるものではないと、どうしても思ってしまう。メダルであっさりとヒロインを生き返らせるという演出には引いてしまった
しかし、この作品ではジャッキーが“死”というめったに観られない演技を披露する。そしてヒロインが死んだ時のジャッキーの悲しみをかみ締めるような表情は年齢を重ねた今だからこそ出来る演技だろう。ジャッキーファンは必見
DVDの特典映像を観ると、未公開シーンがかなりあり、ヒロインが死なない展開になるというストーリーを変えるようなシーンもある。また、全体的にコメディタッチになりがちなシーンをカットしてあるように感じた。やはりジャッキーの死という演技があるからなのだろうか。ただ、全体的に以前の作品の模倣をしているように見え、気になった。それがジャッキー映画なんだと言われればそれまでのことなんだが
日本での人気はまだまだあるようだが、この調子だと・・・と思わせる作品。次作に期待
コメント