漫画家、村田雄介が描くアメリカンフットボールを題材にした作品
中学生時代はいじめられっこだった主人公は、長年のパシリによって素晴らしい脚力を持つようになっていた。それを見込まれアメフト部に入部させられるが、部員が3人しか居ないので、他の体育会系の部から助っ人を呼んで試合をする始末。アメフト部をきちんと稼動させようと奔走する主人公たちの下には1人、また1人とメンバーが集まっていき・・・
この作品は週間少年ジャンプで連載されているが、昨今には珍しく「友情・努力・勝利」の三原則に忠実な物語になっている。アメリカン・フットボールという馴染みのない題材を、素人の主人公が覚えていくという経過を辿らせることで読者に分かりやすく説明し、古臭さをアメコミ風のノリを持ち込んで中和している。物語において、最も優先されるのはカタルシスというところもなんというか王道だ
ポジションごとに才能のある選手が集まっていき、少しずつチームが完成されていくのは興味を引くが、11巻まで出ている現在でも不完全というのは引っ張りすぎではないかと思った。伝説のキッカーという武蔵は、物語の序盤から存在をちらつかせているわりに全く本筋に絡まないというのもいかがなものかと。基本的に部活の楽しさを描いているので、気楽に読むことができる作品
泥門高校1年・小早川瀬那。気弱な性格が災いし、幼き頃よりパシリ人生を送ってきた。だがそのおかげで(?)ズバ抜けた俊足を持つ瀬那は、悪魔のごとき男・ヒル魔によりアメフト部へと引きずり込まれるが!?
中学生時代はいじめられっこだった主人公は、長年のパシリによって素晴らしい脚力を持つようになっていた。それを見込まれアメフト部に入部させられるが、部員が3人しか居ないので、他の体育会系の部から助っ人を呼んで試合をする始末。アメフト部をきちんと稼動させようと奔走する主人公たちの下には1人、また1人とメンバーが集まっていき・・・
この作品は週間少年ジャンプで連載されているが、昨今には珍しく「友情・努力・勝利」の三原則に忠実な物語になっている。アメリカン・フットボールという馴染みのない題材を、素人の主人公が覚えていくという経過を辿らせることで読者に分かりやすく説明し、古臭さをアメコミ風のノリを持ち込んで中和している。物語において、最も優先されるのはカタルシスというところもなんというか王道だ
ポジションごとに才能のある選手が集まっていき、少しずつチームが完成されていくのは興味を引くが、11巻まで出ている現在でも不完全というのは引っ張りすぎではないかと思った。伝説のキッカーという武蔵は、物語の序盤から存在をちらつかせているわりに全く本筋に絡まないというのもいかがなものかと。基本的に部活の楽しさを描いているので、気楽に読むことができる作品
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