漫画家、北崎拓が描く恋愛モノ
この巻では、主要な登場人物である主人公・睦月と恋愛に奥手な事務員・怜子、そして睦月の幼馴染である女性・桐生の微妙な関係を中心に描き出す。前巻でデートしたもののすれ違いに終わった睦月と怜子は復縁し、2人の恋愛を応援していたはずの桐生はそのことに切なさを感じる。また、怜子は桐生に対して対抗意識を持っていて、要所要所でそれを匂わせる。睦月と怜子のもどかしいほど奥手な付き合いの描写と、幼馴染ゆえに睦月の家庭にさらっと上がりこみ料理を作って団欒をする桐生の描写で、微妙とは言い切れないほどはっきりとした三角関係が発生している。桐生は妻子ある男性との不倫関係があるものの、睦月への微妙な恋愛感情のようなものを抱いていて、怜子はそれを敏感に察知しことあるごとに牽制を入れる。恋愛にうとい睦月だけがフラフラしている。奥手で一途な子と活発で馬鹿話のできる幼馴染の間で揺れ動く男心、といったところだろうか
もちろんテーマである“虹玉”はあと4発しかない。ただ、後4回射精すれば一生不能という縛りはあるのだが、今のところその設定は全くと言って良いほど活かされていない。結局のところ、ごく普通の青春恋愛モノになっている。その恋愛モノとしての切なさの描き方がかなり生々しく切ないため、設定のコミカルさはむしろ要らないのではと思ってしまうほどだ
展開が心理的なものが多く地味な所為か、妄想という形でエロい表現の描写が挟まれている。別に青年誌だからといってそこまでする必要は無いと思うのだが・・・。次巻に期待
若者の苦悩と、喜びと、ごちゃごちゃの心の中を描く、ありえないMY LOVEストーリー。恋の神様(Cupid)が悪戯心で選んだ男女に起こるオムニバス・ドラマ第1弾「虹玉」。取引先の事務員・大倉伶子に恋した睦月が自宅でオナニーしているところに、またも間が悪く現れた桐生。しかもそのとき精液と一緒に紫色の玉が飛び出して…。アソコから7色の玉を出し終えると、二度と射精できなくなる病気「虹玉」にかかった睦月の運命は…!?
この巻では、主要な登場人物である主人公・睦月と恋愛に奥手な事務員・怜子、そして睦月の幼馴染である女性・桐生の微妙な関係を中心に描き出す。前巻でデートしたもののすれ違いに終わった睦月と怜子は復縁し、2人の恋愛を応援していたはずの桐生はそのことに切なさを感じる。また、怜子は桐生に対して対抗意識を持っていて、要所要所でそれを匂わせる。睦月と怜子のもどかしいほど奥手な付き合いの描写と、幼馴染ゆえに睦月の家庭にさらっと上がりこみ料理を作って団欒をする桐生の描写で、微妙とは言い切れないほどはっきりとした三角関係が発生している。桐生は妻子ある男性との不倫関係があるものの、睦月への微妙な恋愛感情のようなものを抱いていて、怜子はそれを敏感に察知しことあるごとに牽制を入れる。恋愛にうとい睦月だけがフラフラしている。奥手で一途な子と活発で馬鹿話のできる幼馴染の間で揺れ動く男心、といったところだろうか
もちろんテーマである“虹玉”はあと4発しかない。ただ、後4回射精すれば一生不能という縛りはあるのだが、今のところその設定は全くと言って良いほど活かされていない。結局のところ、ごく普通の青春恋愛モノになっている。その恋愛モノとしての切なさの描き方がかなり生々しく切ないため、設定のコミカルさはむしろ要らないのではと思ってしまうほどだ
展開が心理的なものが多く地味な所為か、妄想という形でエロい表現の描写が挟まれている。別に青年誌だからといってそこまでする必要は無いと思うのだが・・・。次巻に期待
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