漫画家、芳崎せいむの短編集
一度別の雑誌でオムニバスストーリーとして連載された「金魚屋古書店出納帳」が、月刊誌「IKKI」に居を移して再始動。とはいっても相変わらず一つの漫画をテーマにした短編集になっている
独特の少女漫画風味の画風と、ほのぼのとして心が温かくなるエピソードは、人情モノとしても、漫画というカテゴリの薀蓄ネタ漫画としても読める。紹介される漫画は「未来に残るべき漫画」という作者の思いいれ・・・あるいは指針としてセレクトされており、物語の終りにはテーマとなった作品の詳細な紹介文がつけられている。漫画好きを自称する方なら知っておいて損はない、もしくは知っていなければモグリだよ、という作者の嫌味のない主張が垣間見える
漫画の持つ“夢”や“少年期の憧憬”、あるいは“漫画自体が持つ強い魅力”をアピールする作品になっている。漫画好きなら読んでいて損のない作品に仕上がっていると思う
漫画本なら何でも揃う古書店、「金魚屋」。思い出の漫画、人生において岐路となる漫画、そんな漫画を求めて今日も金魚屋古書店には来客が・・・
一度別の雑誌でオムニバスストーリーとして連載された「金魚屋古書店出納帳」が、月刊誌「IKKI」に居を移して再始動。とはいっても相変わらず一つの漫画をテーマにした短編集になっている
独特の少女漫画風味の画風と、ほのぼのとして心が温かくなるエピソードは、人情モノとしても、漫画というカテゴリの薀蓄ネタ漫画としても読める。紹介される漫画は「未来に残るべき漫画」という作者の思いいれ・・・あるいは指針としてセレクトされており、物語の終りにはテーマとなった作品の詳細な紹介文がつけられている。漫画好きを自称する方なら知っておいて損はない、もしくは知っていなければモグリだよ、という作者の嫌味のない主張が垣間見える
漫画の持つ“夢”や“少年期の憧憬”、あるいは“漫画自体が持つ強い魅力”をアピールする作品になっている。漫画好きなら読んでいて損のない作品に仕上がっていると思う
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