漫画家、島本和彦が描く野球漫画
野球部の主将である主人公・不屈闘志(ふくつとうし)が校長室に呼び出されるところから物語は始まる。投資に見合った回収のない野球部を廃部にしようと校長は考えていて、不屈は甲子園に出場することを公約にして廃部を免れる。それから甲子園へ向けての彼らのアツイ戦いが始まる・・・という流れだが、正直言うとそんな展開はあくまで“設定”だ。この作品はカテゴライズするなら「野球漫画」ということになるのだろうが、それ以上に「ギャグ漫画」として面白すぎるのだ
この作品に一貫しているのは「熱ければ良い、勢いさえあれば良い」という明快な指針で、現在の漫画を読んでストーリーや展開の先がある程度読めるようになっているような漫画読みには衝撃を与えること請け合い。「そんなんで良いのか!?」というコマの連続にアイデンティティクライシスに陥ってしまう。しかも笑いの質が絵柄を客観視し読者に与える効果を見越した上での“ボケ”なため、今現在読んでも・・・いや逆に今読んだほうが面白いと思う。ある程度パターン化した絵柄を逆手に取り笑いにするというのは「クロマティ高校」と同じタイプの笑いだといえる
とはいっても、ギャップを狙ったシュールさだとかは一切ない。あくまでこれがアツイという作者の思い入れをぶつけてくるのみだ。まぁ、ひとコマひとコマが一発ギャグになっているのだが・・・。ギャグだかマジだか分からないハイテンションの物語は今読んでも十二分にイケます
長らく絶版になっていた島本和彦氏の名作漫画が、実写映画化にともない復刻!!数々の逆境に立たされながらも、気合いというか、「漢力」というか、とにかく「男ならやってやれ!」な精神で突き進む、主人公不屈闘志。不屈の生き様は、野球モノにみられる「根性」なんてまだ生やさしい形容詞では片づけられない「熱さ」があります。読んだ後、自分もなんだか熱くなるし、元気になること間違いなし!!
野球部の主将である主人公・不屈闘志(ふくつとうし)が校長室に呼び出されるところから物語は始まる。投資に見合った回収のない野球部を廃部にしようと校長は考えていて、不屈は甲子園に出場することを公約にして廃部を免れる。それから甲子園へ向けての彼らのアツイ戦いが始まる・・・という流れだが、正直言うとそんな展開はあくまで“設定”だ。この作品はカテゴライズするなら「野球漫画」ということになるのだろうが、それ以上に「ギャグ漫画」として面白すぎるのだ
この作品に一貫しているのは「熱ければ良い、勢いさえあれば良い」という明快な指針で、現在の漫画を読んでストーリーや展開の先がある程度読めるようになっているような漫画読みには衝撃を与えること請け合い。「そんなんで良いのか!?」というコマの連続にアイデンティティクライシスに陥ってしまう。しかも笑いの質が絵柄を客観視し読者に与える効果を見越した上での“ボケ”なため、今現在読んでも・・・いや逆に今読んだほうが面白いと思う。ある程度パターン化した絵柄を逆手に取り笑いにするというのは「クロマティ高校」と同じタイプの笑いだといえる
とはいっても、ギャップを狙ったシュールさだとかは一切ない。あくまでこれがアツイという作者の思い入れをぶつけてくるのみだ。まぁ、ひとコマひとコマが一発ギャグになっているのだが・・・。ギャグだかマジだか分からないハイテンションの物語は今読んでも十二分にイケます
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