漫画家、せきやてつじが描く料理漫画
この巻では、主人公が仕事に慣れていく様が描かれる。仕事の量やスピードについていけない主人公は、周囲との差をなんとか埋めようと試行錯誤し、手ごたえを掴んでいく。
基本的にスポ根だが、魅せ方が上手く物語にグイグイと引き込まれる。大学、地元のバイト先、東京の職場という3つの場に流れる空気の緊張感や温度差をきっちり描き分けてあり、職場での同僚のキャラクターを上手く立たせてあるので、ほとんどのシーンが厨房内ながらも面白い。
絵柄や受ける魅力の質が、曽田正人(「め組の大吾」「昴」)の作品から受けるものに多少似ている。まぁ、あちらは周囲の理解を前提に才能を発揮するという類の話が多いが、こちらは周囲のレベルに合わせるという段階なのでアレだが。どちらかというと山田芳裕(「度胸星」「デカスロン」)に近いかもしれない。
とにもかくにもアツイ作品。
地元のイタリアン・トラットリアでバイトをしていた大学生、伴省吾。彼がヘルプに行った東京・六本木の人気店の調理場は、怒涛のような注文とハードな先輩料理人が棲む「戦場」!!新米は歯を食いしばり・・・喰らいつくのみ!!!
この巻では、主人公が仕事に慣れていく様が描かれる。仕事の量やスピードについていけない主人公は、周囲との差をなんとか埋めようと試行錯誤し、手ごたえを掴んでいく。
基本的にスポ根だが、魅せ方が上手く物語にグイグイと引き込まれる。大学、地元のバイト先、東京の職場という3つの場に流れる空気の緊張感や温度差をきっちり描き分けてあり、職場での同僚のキャラクターを上手く立たせてあるので、ほとんどのシーンが厨房内ながらも面白い。
絵柄や受ける魅力の質が、曽田正人(「め組の大吾」「昴」)の作品から受けるものに多少似ている。まぁ、あちらは周囲の理解を前提に才能を発揮するという類の話が多いが、こちらは周囲のレベルに合わせるという段階なのでアレだが。どちらかというと山田芳裕(「度胸星」「デカスロン」)に近いかもしれない。
とにもかくにもアツイ作品。
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