GUNSMITH CATS
2005年9月9日 漫画
漫画家、園田健一が描くアクションモノ
続編が連載されることに伴い今作が新装版として復刻。現在読んでも刺激的でテンションの高い作品という印象は変わらない。
銃砲店「GUNSMITH CATS」を経営する女性、ラリー・ビンセントは副業としてバウンティ・ハンター(賞金稼ぎ)をやっている。相棒で爆薬のプロであるミニー・メイと共に、今日も今日とて愛車のコブラを駆り街を走り回る。
この作品は、拳銃や爆薬や車のマニアックな知識が詰め込まれていて、その手の知識がある方ならさらに楽しめること請け合い。しかし、予備知識無しでもアクションモノとしてかなり高品質な作品になっている。残酷な描写や設定もあるが、乾いた世界観とテンションの高さでさらっと読み流せる。まぁそれはディフォルメされた絵柄によるところも大きいが・・・。
カーチェイスやガンアクションが魅力の中心になり、1話完結の話が多いが、全体を通してのゆるやかなストーリーがあるので、一つの作品としてのまとまりがある。良作です。
ガンマニアでもカーマニアでも園健マニアでもありませんが、この作品が新装版になって復活したことに狂喜乱舞しています。メイン・サブ・ゲストからチョイ役にいたるまで、とにかく全てのキャラがイカしてます。特にラリー・ビンセントとビーン・バンデットの両名は、園田健一氏の生み出した最高のキャラだと思っています。この二人、物語の中で時に味方、時に敵として渡り合うのですが、ラブ方向に走る傾向が微塵も無いのが素晴らしい。お互いプロフェッショナルとして知力、体力、技術を駆使して競い合う姿勢がとてつもなく硬派なのです。その反面、やたらにエロイ描写も多いのですが、このアンバランスさもたまらない魅力です。そして忘れてはならないのが、園田氏の銃と車に対するこだわり。私は決して詳しいわけではないのですが、それでも氏の熱の入れようがビンビン伝わってくるのです
続編が連載されることに伴い今作が新装版として復刻。現在読んでも刺激的でテンションの高い作品という印象は変わらない。
銃砲店「GUNSMITH CATS」を経営する女性、ラリー・ビンセントは副業としてバウンティ・ハンター(賞金稼ぎ)をやっている。相棒で爆薬のプロであるミニー・メイと共に、今日も今日とて愛車のコブラを駆り街を走り回る。
この作品は、拳銃や爆薬や車のマニアックな知識が詰め込まれていて、その手の知識がある方ならさらに楽しめること請け合い。しかし、予備知識無しでもアクションモノとしてかなり高品質な作品になっている。残酷な描写や設定もあるが、乾いた世界観とテンションの高さでさらっと読み流せる。まぁそれはディフォルメされた絵柄によるところも大きいが・・・。
カーチェイスやガンアクションが魅力の中心になり、1話完結の話が多いが、全体を通してのゆるやかなストーリーがあるので、一つの作品としてのまとまりがある。良作です。
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