Ten Summoner’s Tales

2004年6月19日 音楽
タイトルは『カンタベリー物語』の一節「SUMMONER’S TALE」と本名の姓、サムナーを掛けたらしい。ちなみにスティングとは蜂の針という意味で、高校教師時代に黒と黄色のシャツを着た彼を見て、生徒がつけた愛称だという説がある。本作は美しい情景が浮かんでくる「Fields Of Gold」や、映画『レオン』で使用された「Shape Of My Heart」など、影響されたジャズのテイストを隠し味に、スティングらしい遊び心が光る。両親の死に直面し、ナイーブでシリアスな作品が続いていたが、本来の彼が戻ってきた1枚として絶賛される

高校生の頃出会い、洋楽を聴き始めるきっかけになった1枚
当時洋楽に対して漠然と抱いていたハードでソリッドな音作りやギターがぶんぶんうなってる・・・まぁ、ステレオタイプなのか僕が馬鹿なのかは知らないがそういうイメージを洋楽に抱いていて、というのも何故かうちの高校ではハードロックを聴くことがスタンダード化していて、ホワイトスネイクだの、メタリカだのガンズだのを皆嬉々として聴いていたわけで、当然僕も勧められて聴いていたんだがやたら疲れるので洋楽は合わないかもしれないと軽い諦めがあった。そこにこのアルバムを勧められた時のショック・・・あぁ、こういう音もあるのかと似たような音楽性のアーティストを探し始め、このアルバムはその後部屋のBGMとして定着して行った

強いて魅力を挙げるならやはり声だろうか。この作品以後のアルバムも一応持っているんだが、この作品ほどはピンとこないというのが正直なところ。曲単位でなら良い曲も多いがアルバムとしては様々な表情を見せつつ一定の雰囲気とクオリティを保っているこの作品が最も好きだ

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