ハルチン

2004年6月20日 漫画
魚喃キリコの連作短編

あまりにも色気がないゆえ男と間違われがちな女性ハルチンと友人の同居生活における小さな出来事を描く。オールカラーで値段が高め

魚喃キリコは女性の恋愛に付随する心の機微や同時代的な価値観を描くのが上手くこれまで長編短編問わず描いてきたが、この作品では中性的な主人公をメインに20代後半に差し掛かる女性の日常を笑いを交えて楽しげに描いている。個人的にはそこで描かれる日常のありようが楽しげだ。悲痛さを描くこともこの人の味ではあるが、この路線を少し掘り下げてもいいような気もする

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