サニーデイ・サービスの2rdアルバム
この頃は、はっぴいえんどの影響が色濃いというか、単純にフォークを志向していたようで、そのあえて狙った感を受け入れられる人でないと、一聴しただけでは良さが分からないんではないかと思う。ただ、当時のシーンであえてこれをやったことの意義は一応リアルタイムでこのアルバムを抑えた人にはわかると思うし、分からなくてもいくつかの曲は心に残るんではないかと個人的には思うんだが。
このアルバムはトータルアルバムで一貫してある世界観が提示されている。いかんせんコンセプトに演奏と歌唱が追いついていない感もある。録音状態もあえて古臭さを出していて、まぁようするに音が悪い。それを踏まえた上で現代的なフォークの解釈の一つを聴きたければこちらを薦めたい。というのも、聴くとある種の風景が見えるアルバムになっていて、それは青臭い頃の空虚な感覚を補完してくれるような音作りになっているからだ
曽我部恵一がサニーデイ・サービスを解散し2枚ソロアルバムを出した後、ライブアルバムを出した。そこで「恋におちたら」を演奏したというのは興味深い。本人はある雑誌のインタビューで今「東京」を聴いていい曲だと思えるのは「あじさい」だと答えていたからだ。個人的にもこのアルバムで一番の楽曲を挙げるならやはり「恋におちたら」だろうと思う。次点で「真赤な太陽」だろうか。ある種の人々には心に残り続ける作品だと思う
この頃は、はっぴいえんどの影響が色濃いというか、単純にフォークを志向していたようで、そのあえて狙った感を受け入れられる人でないと、一聴しただけでは良さが分からないんではないかと思う。ただ、当時のシーンであえてこれをやったことの意義は一応リアルタイムでこのアルバムを抑えた人にはわかると思うし、分からなくてもいくつかの曲は心に残るんではないかと個人的には思うんだが。
このアルバムはトータルアルバムで一貫してある世界観が提示されている。いかんせんコンセプトに演奏と歌唱が追いついていない感もある。録音状態もあえて古臭さを出していて、まぁようするに音が悪い。それを踏まえた上で現代的なフォークの解釈の一つを聴きたければこちらを薦めたい。というのも、聴くとある種の風景が見えるアルバムになっていて、それは青臭い頃の空虚な感覚を補完してくれるような音作りになっているからだ
曽我部恵一がサニーデイ・サービスを解散し2枚ソロアルバムを出した後、ライブアルバムを出した。そこで「恋におちたら」を演奏したというのは興味深い。本人はある雑誌のインタビューで今「東京」を聴いていい曲だと思えるのは「あじさい」だと答えていたからだ。個人的にもこのアルバムで一番の楽曲を挙げるならやはり「恋におちたら」だろうと思う。次点で「真赤な太陽」だろうか。ある種の人々には心に残り続ける作品だと思う
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