サニーデイ・サービスの5thアルバム
この作品は膨大なレコーディング時間を要したそうで、その結果なんといったらいいのか・・・非常に密度の濃い作品に仕上がっている。前作で一度フォークの模倣から脱皮したものの、この作品で改めてその部分を検証しなおしているようで、楽曲を聴く限り、音楽性が一回りしたからなのかかなり意図的に、そして客観的にある種の批判する精神を持ちつつ楽曲を製作したように見受けられる。「東京」のころは単純な過去への憧憬といった部分もちらほら見えたが、この作品ではそこを完全に消化しきっていて良い悪いではなく妙な情熱すら感じる楽曲が並んでいる
個人的には、当時これを購入して擦り切れるほど聴いていた覚えがある。今思うと提示された価値観が当時のシーンでは目新しかったというのと、ジャケからも発せられる楽曲の熱にやられたってのが大きい
サニーデイ・サービスを初めて聴く人にはとても勧められないが、この作品を彼らの最高傑作と呼ぶ人もかなりいるので、一聴の価値はあるはず
この作品は膨大なレコーディング時間を要したそうで、その結果なんといったらいいのか・・・非常に密度の濃い作品に仕上がっている。前作で一度フォークの模倣から脱皮したものの、この作品で改めてその部分を検証しなおしているようで、楽曲を聴く限り、音楽性が一回りしたからなのかかなり意図的に、そして客観的にある種の批判する精神を持ちつつ楽曲を製作したように見受けられる。「東京」のころは単純な過去への憧憬といった部分もちらほら見えたが、この作品ではそこを完全に消化しきっていて良い悪いではなく妙な情熱すら感じる楽曲が並んでいる
個人的には、当時これを購入して擦り切れるほど聴いていた覚えがある。今思うと提示された価値観が当時のシーンでは目新しかったというのと、ジャケからも発せられる楽曲の熱にやられたってのが大きい
サニーデイ・サービスを初めて聴く人にはとても勧められないが、この作品を彼らの最高傑作と呼ぶ人もかなりいるので、一聴の価値はあるはず
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