探偵映画

2004年6月21日 読書
ミステリ作家、我孫子武丸の作品

映画界の鬼才・大柳登志蔵が映画の撮影中に謎の失踪をとげた。すでにラッシュも完成し、予告篇も流れている。しかし、結末がどうなるのか監督自身しか知らないのだ。残されたスタッフは、撮影済みのシーンからスクリーン上の犯人を推理していく…。『探偵映画』というタイトルの映画をめぐる本格推理小説

この作品はミステリの範疇から外れてしまってる部分がある。しかし、面白い。割りとライトな雰囲気で軽く読めるし、なにより作者の映画への思いをぶつけたと思われる登場人物の様々な映画への薀蓄が凄い。登場人物は最後まで右往左往するがその様子もコメディタッチで笑える

映画好きならより楽しめる作品ではないかと

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