風が吹いたら桶屋がもうかる
2004年6月22日 読書
岡嶋二人名義でその実力を知られていたミステリ作家、井上夢人のソロ名義の作品
この作家は結構シリアスな作品をたくさん書いているが、個人的にはこちらを薦めたい。バカミスぎりぎりの線だが、この作品はユーモアとギャグがふんだんに盛り込まれた、無意味に明るいミステリだ。主人公3人組のうち、探偵の役割をする人物がまず理詰めで推理するが、超能力をもつ人物がそれをくつがえす真相を辿り当てる。しかし、依頼者が事件を自己解決した後に真相を当てるので全く意味は無い。まぁようするにそういう型の漫才だと思ってくれれば当たらずとも遠からず
内容はどこまでも軽いが、面白いです
牛丼屋でアルバイトをするシュンペイにはフリーターのヨーノスケと、パチプロ並の腕を持つイッカクという同居人がいる。ヨーノスケはまだ開発途上だが超能力者である。その噂を聞きつけ、なぜか美女たちが次々と事件解決の相談に訪れる。ミステリ小説ファンのイッカクの論理的な推理をしり目に、ヨーノスケの能力は、鮮やかにしかも意外な真相を導き出す
この作家は結構シリアスな作品をたくさん書いているが、個人的にはこちらを薦めたい。バカミスぎりぎりの線だが、この作品はユーモアとギャグがふんだんに盛り込まれた、無意味に明るいミステリだ。主人公3人組のうち、探偵の役割をする人物がまず理詰めで推理するが、超能力をもつ人物がそれをくつがえす真相を辿り当てる。しかし、依頼者が事件を自己解決した後に真相を当てるので全く意味は無い。まぁようするにそういう型の漫才だと思ってくれれば当たらずとも遠からず
内容はどこまでも軽いが、面白いです
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