中居正広主演作品
今回正月の特番としてパート6が製作。写真はパート5です
シビアな世界である金融屋の世界で甘さというかモラルを捨てきれない主人公が、登場する金に困った人と織り成す物語。当たり前のことだが金に困った人の温度というか金銭感覚のズレによって主人公のモラルは毎回相手に届かない。このドラマの中では他のドラマ等で賛美されている恋愛も金を作る一手段に過ぎず、一貫して金の怖さというものを描き出すことに腐心しているように見える
毎回金融の世界の専門知識や薀蓄が登場するが、今回はそういった薀蓄を使った頭脳戦の様相も無く、金に困った人の哀感のある笑いというかコメディの要素も無い。以前登場していた人物が出てくる、ようするにしぶとくしたたかに生き延びている様を見せるということはあるが、全体的に今回は主人公が世間の世知辛さというものを痛感し、打ちのめされるだけという趣旨になっているようだ。小林薫や緒方拳、梶原善、室井滋など一癖ある役者が華を添えている
個人的には前作のパート5のほうが面白さという点では上だと思う。金に振り回される姿に力なく失笑できるからだ。今作は救いが無いというか、哀れみが先に立ってしまい今一つだった
青木雄二の大ヒット・コミックを、中居正広主演でドラマ化したシリーズ。大阪の裏金融界を舞台に、金融業者の青年と債務者たちが織りなす悲喜交々を描く
今回正月の特番としてパート6が製作。写真はパート5です
シビアな世界である金融屋の世界で甘さというかモラルを捨てきれない主人公が、登場する金に困った人と織り成す物語。当たり前のことだが金に困った人の温度というか金銭感覚のズレによって主人公のモラルは毎回相手に届かない。このドラマの中では他のドラマ等で賛美されている恋愛も金を作る一手段に過ぎず、一貫して金の怖さというものを描き出すことに腐心しているように見える
毎回金融の世界の専門知識や薀蓄が登場するが、今回はそういった薀蓄を使った頭脳戦の様相も無く、金に困った人の哀感のある笑いというかコメディの要素も無い。以前登場していた人物が出てくる、ようするにしぶとくしたたかに生き延びている様を見せるということはあるが、全体的に今回は主人公が世間の世知辛さというものを痛感し、打ちのめされるだけという趣旨になっているようだ。小林薫や緒方拳、梶原善、室井滋など一癖ある役者が華を添えている
個人的には前作のパート5のほうが面白さという点では上だと思う。金に振り回される姿に力なく失笑できるからだ。今作は救いが無いというか、哀れみが先に立ってしまい今一つだった
コメント