School of Rock
2005年3月13日 映画
ジャック・ブラック主演のコメディ
主人公はバンドで大成したいと願っているものの上手く行かず、友人の家へ転がり込んでいる状態。自らが作ったバンドも追い出され、新たなバンドを作って見返してやりたいと考えている。ある日友人に家賃を要求された主人公は、金を作るために名門の小学校に経歴を詐称して臨時教員として赴任する。当初は適当にやって金を作るだけのつもりだったが、クラスの音楽の授業で才能のある生徒を見つけ、彼らを利用してバンドを結成しようと画策する
この作品は、主人公のロックへの思いに共感できなければ単なるコメディになる。主人公がロックのカタルシスやグルーヴの良さをなんとか伝えようとあれこれパフォーマンスする様は程度の差こそあれ誰もが通った道で、思わず身につまされる。ジャック・ブラックの伝達能力はかなりのもので、観ているこちらも納得してしまう。もちろんコメディとしても面白く、主人公が生徒たちに“ロック史”を教え込むシーンは爆笑ものだ
ストーリーははっきり言って子供向けだが、それをなんとか観れるようにしているのはジャック・ブラック1人の功績だと思う。つまり、ジャック・ブラックが肌にあわない方にとっては魅力の無い作品になるかもしれない。個人的には結構面白かった作品
友人になりすまして名門小学校の代用教員になったロック・ミュージシャンのデューイ。教えることのない彼は、本業のロックの知識と精神を語り始める。やがて生徒たちも興味を示し、クラス全員でこっそりバンドバトルに出場することに…。ダメ教師が生徒たちのやる気を引き出し、生徒からも影響を受けるという、下手をしたらいくらでもあざとくなるテーマだが、ミュージシャンでもある怪優ジャック・ブラックの水を得た魚のような熱演と、個性的な子役たちの名演技で、心の底から笑える痛快作になった。本作のおもしろさにして特徴は、生徒それぞれに役割が与えられる点。ステージに立つメンバーだけでなく、マネージャーやセキュリティーなど裏方の大切さが無理なく教えられ、デューイと生徒に育まれるきずなにすんなり共感してしまう。それだけなら単なるヒューマンな感動作だが、随所に込められたロックのうんちくで、コアな音楽ファンもニヤリとさせる。「ファミリー」と「オタク」。一見、相容れない両者をともに大満足させる希有な一作。文句なしに楽しめる!
主人公はバンドで大成したいと願っているものの上手く行かず、友人の家へ転がり込んでいる状態。自らが作ったバンドも追い出され、新たなバンドを作って見返してやりたいと考えている。ある日友人に家賃を要求された主人公は、金を作るために名門の小学校に経歴を詐称して臨時教員として赴任する。当初は適当にやって金を作るだけのつもりだったが、クラスの音楽の授業で才能のある生徒を見つけ、彼らを利用してバンドを結成しようと画策する
この作品は、主人公のロックへの思いに共感できなければ単なるコメディになる。主人公がロックのカタルシスやグルーヴの良さをなんとか伝えようとあれこれパフォーマンスする様は程度の差こそあれ誰もが通った道で、思わず身につまされる。ジャック・ブラックの伝達能力はかなりのもので、観ているこちらも納得してしまう。もちろんコメディとしても面白く、主人公が生徒たちに“ロック史”を教え込むシーンは爆笑ものだ
ストーリーははっきり言って子供向けだが、それをなんとか観れるようにしているのはジャック・ブラック1人の功績だと思う。つまり、ジャック・ブラックが肌にあわない方にとっては魅力の無い作品になるかもしれない。個人的には結構面白かった作品
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