DEATH NOTE 6

2005年4月11日 漫画
漫画家、小畑健が描くサスペンス

キラがヨツバという企業の重役である事を突き止めたLと夜神月はさらに捜査を進める。一方ミサは死神と再び対面し独自にキラを見つけ出す。その情報を汲んだLは裏を取り、キラの逮捕へ動き出す


この巻では、夜神月やミサと入れ替わったキラを捜査していくことになる。Lはキラが夜神月やミサから新たな人間へ継承された事を推理しそれを踏まえて行動しており、月への疑いは全く捨てていない。キラであった頃の記憶の無い月はLの言動にイラつきながらも捜査に協力することで疑いを晴らそうとする。主だった登場人物が一丸となり犯人追求に当たるので、5巻から始まったオーソドックスなサスペンス路線は崩れていない。新たなキラを魅力的でなく感情移入できない人柄、いわゆる“悪役”に仕上げてあることで、物語を夜神月の主観から観ていた読者は、Lを含む警察が序盤からキラをどういう風に観ていたかを実感することができる

連載のほうはすでに1部として完結したが、今後も夜神月が主役になるようだ。次巻に期待

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