LOVE LETTER
2005年7月22日 音楽
曽我部恵一の新譜
とりあえず、どこを切ってもロックなアルバムになっている。ライヴ音源的な楽曲も相変わらず含まれていて、全体的にざらついた音の感触。現在ライヴを中心に活動しているようなので、ライヴで演奏する事を優先し作られたような楽曲が多いのかもしれない。そのため、作品としての完成度はそれほど高くない。前作「ストロベリー」もそれは同じだったが、今作はアレンジに多様性があり硬軟強弱がよりくっきりとしているため、前作と比較すると方向性は一緒でも音楽性をきっちり押し進めてあるような
それなりに作り込み作品としてリスナーに箱庭的な逃避場所を提供するというよりも、アーティスト自身が愛とやらを他者と共有する為の作品というエゴイスティックな姿勢は相変わらず。しかし今作では以前のような作風もまだまだ行けますよという部分を小出しにしてあり、その部分と現在の作風との摺り合わせが少しずつ行われているようにも思えた。まぁ、単にライヴすることやそこでのコミュニケーションが楽しく、それをパッケージングしたいだけのようにも思えるが
因みに、おまけのライヴ盤は一般的なライヴ盤のような音源との比較で楽しむような作品ではないです。楽曲はあくまで“お題”であり、それを崩してファンとコミュニケーションをとっている様を感じ取らせる作品になっているので
こちらで試聴できます
http://rose-records.jp/products/r0024_love.html
自身のレーベル、ROSE RECORDSからリリースされた新作。あなたの心をロックして揺さぶりつづける12のストーリー。青春の栄光と挫折、愛と夢と欲望ぜんぶ鞄に詰めて、さあ、旅に出よう。
とりあえず、どこを切ってもロックなアルバムになっている。ライヴ音源的な楽曲も相変わらず含まれていて、全体的にざらついた音の感触。現在ライヴを中心に活動しているようなので、ライヴで演奏する事を優先し作られたような楽曲が多いのかもしれない。そのため、作品としての完成度はそれほど高くない。前作「ストロベリー」もそれは同じだったが、今作はアレンジに多様性があり硬軟強弱がよりくっきりとしているため、前作と比較すると方向性は一緒でも音楽性をきっちり押し進めてあるような
それなりに作り込み作品としてリスナーに箱庭的な逃避場所を提供するというよりも、アーティスト自身が愛とやらを他者と共有する為の作品というエゴイスティックな姿勢は相変わらず。しかし今作では以前のような作風もまだまだ行けますよという部分を小出しにしてあり、その部分と現在の作風との摺り合わせが少しずつ行われているようにも思えた。まぁ、単にライヴすることやそこでのコミュニケーションが楽しく、それをパッケージングしたいだけのようにも思えるが
因みに、おまけのライヴ盤は一般的なライヴ盤のような音源との比較で楽しむような作品ではないです。楽曲はあくまで“お題”であり、それを崩してファンとコミュニケーションをとっている様を感じ取らせる作品になっているので
こちらで試聴できます
http://rose-records.jp/products/r0024_love.html
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